2010年09月25日

最近観た新作じゃない映画たち|8月〜9月

気に入った映画は3回以上観てしまう。濃い作品は3回以上観ても飽きない。最近はレンタルDVDも驚くほどリーズナブルだし、日本未公開作品が観れるしね。んで、下記はここひと月くらいに観た新作じゃない映画たち。自分用メモも兼ねて記録。タイトルは原題と英語タイトルを併記。左側の数字は製作年。☆は私のお気に入り度。ご参考まで。

映画 DVD:A Swedish Love Story/Newsies/Swing Kids/Royal Deceit/The Apartment
○1970 En kärlekshistoria/A Swedish Love Story ☆☆☆☆☆★
 スウェーデン映画。色んな年代の愛とかその背景。
 ユーモアとペーソスとトボケた雰囲気が好き。
 柔らかく包んでるけどそーでもないのがいい。

○1992 Newsies ☆☆☆☆☆★
 19世紀末のNY。新聞売りの少年たちの話。
 まだ薄味な頃のベイル主演作。歌って踊ります。

○1993 Swing Kids ☆☆☆☆☆★
 '30年代のドイツ。いわゆる強制的同一化が進む頃。
 戦争ものではなく、ナチ政権下の高校生が主人公。

○1994 Little Women ☆☆☆☆☆★
 南北戦争時代のアメリカ。
 ある四人姉妹の成長とラブストーリー。

○1994 Royal Deceit ☆☆☆
 デンマーク。聡明で勇敢で、残酷な主人公なのね。
 若き王子アムレットが復讐を遂げ王になる話。
 な〜んか解せないんだけど、まいっか。

○1996 L'Appartement/The Apartment ☆☆☆☆☆
 サスペンス。愛と欲望。騙し合い。騙されっ放しの人も。
 友情も恋人も裏切って手に入れようとするが…。
 ヴァンサン・カッセルのあの感じが役にハマってる。

映画 DVD:Metroland/Velvet Goldmine/Following/Magnolia/American Psycho
○1997 Metroland ☆☆☆☆☆★★★
 ’70年代後半。ロンドン郊外に暮らす若い夫婦の話。
 夫婦の会話が面白い。シンプルで観やすいです。
 C・ベイルとE・ワトソンが夫婦役。い〜ね。

○1998 Velvet Goldmine ☆☆☆☆☆★★
 グラム全盛のロンドン。と、その後。ラブストーリー。
 そして70年代に輝いた宝石はジャーナリストの手に。

○1998 Following ☆☆☆☆☆★★
 独特。時間軸がバラされてるけど意外にシンプル。
 ノワール的クライム・サスペンス。モノクロ。
 具体的な制約の中で描かれた抽象という感じ。

○1999 Mary, Mother of Jesus ☆☆☆
 主人公はジーザス。当然ですが、母はマリア。
 特別な能力を身につけて旅から戻り、そして十字架に。

○1999 Magnolia ☆☆☆☆☆★★★★
 P.T.アンダーソン監督作品は全て観たけど一番好き。
 まるで映画みたいなことが起きる現実だったりする映画。
 ぐるぐる回った遠心力で、ラストは飛んでっちゃうよ。

○2000 American Psycho ☆☆☆☆☆★★
 ’80年代後半のNY。ブランド全盛の時代かも。
 衝動が止まらない妄想型サイコのエリート証券マン。
 サスペンス・ホラー的だけど、そーゆーことでもなく。

○2000 Shaft ☆☆☆☆
 復讐のドミノ倒し。結局、裁判は開かれず。
 何かが違ったら、すごく面白かった気がする作品。

映画 DVD:Suicide Club/Captain Corelli's Mandolin/Laurel Canyon/Punch-Drunk Love/Reign of Fire
○2001 自殺サークル/Suicide Club ☆☆☆☆☆★
 説明不要の子温監督作品。観たい人だけ観ておくれ。
 これ「Suicide Club」だと意味が違ってしまう気が。

○2001 Captain Corelli's Mandolin ☆☆☆☆☆
 ギリシャが舞台の戦争ものって珍しいかも。
 第二次大戦。ケファロニア島。島民と独伊の兵士。
 でもなんか、キャストの組み合わせが、どーも不思議。

○2002 Laurel Canyon ☆☆☆☆☆★★★
 ロサンゼルス。オープンな母とクローズな息子の再会。
 シンプルで面白い。サムとサラ主演で続編が観たい。
 ただ「しあわせの法則」っていう邦題に苦笑です。

○2002 Punch-Drunk Love ☆☆☆☆☆★★
 ロサンゼルス。 P.T.アンダーソン監督独特の可笑しさ。
 この監督のバッサリ感がたまらなく好きです。
 ぐだぐだしてないんだよね。面白い。

○2002 Reign of Fire ☆☆☆☆☆★
 近未来。ロンドン。人間以外の生物との戦い。
 守りの男がとうとう戦いを決意するのね。
 これ、意外にも面白かったのさ。

映画 DVD:Equilibrium/Insomnia/Far From Heaven/The Machinist/Head-On
○2002 Equilibrium ☆☆☆☆☆
 近未来。独裁国家。地下組織。抑圧。愛。
 モナリザは焼かれ、イェイツ詩集は撃たれるのね。
 設定は極端だが、架空の話とも言えない恐さが。

○2002 Insomnia ☆☆☆☆☆★★
 白夜のアラスカ。濃霧。不眠。幻覚。
 弱ってゆくアルパチーノ。でもカタをつけるのね。
 マシニスト観た後だと、6日の不眠がもはや何?

○2003 Far From Heaven ☆☆☆☆☆★★★
 1958年のアメリカ。人種。ラブストーリー。
 小難しくなくて少しズラした感触が好き。
 この監督ってホント、撮り方が面白いです。

○2004 The Machinist ☆☆☆☆☆★★★
 ロサンゼルス。不眠症の機械工。愛読書は「白痴」。
 C・ベイル主演の境界混濁系サスペンス・スリラー。
 不眠。幻覚。記憶。事故。女優たちも良かったな。

○2004 Gegen die Wand/Head-On ☆☆☆☆☆★
 ドイツ。主人公も監督もトルコ系ドイツ人。
 ある男女が偽装結婚を機に進むのだが…。
 ファティ・アキン監督のパンクな感覚が好き。

映画 DVD:Harsh Times/紀子の食卓/Batman Begins/Twisted Souls/夢の中へ
○2005 Harsh Times ☆☆☆☆☆★★★
 アメリカ。退役したアフガン帰還兵のその後。
 もしくは修羅場を潜ってしまった者のその後。
 これ日本未公開だけど個人的におすすめ。

○2005 紀子の食卓/Noriko's Dinner Table ☆☆☆☆
 Suicide Clubの続編的な要素も。レンタル家族。
 園監督作品。コインロッカー。晩餐はスキヤキ。
 ヤバイのはノリコでもミツコでもなく妹でした。

○2005 Batman Begins ☆☆☆☆☆★★
 ノーラン監督によるバットマンシリーズ三部作の第一弾。
 幼少期から修業時代を経てバットマン誕生秘話的な。
 もうレイチェルのいる世界には戻れないのも納得だな。

○2005 Écorchés/Twisted Souls ☆☆☆
 フランスの別荘。離れられない二人。引き裂かれるのね。
 これを「危険なふたり」と言ってしまう邦題に呆れる。

○2005 夢の中へ/Into a Dream ☆☆☆☆☆★
 園監督作品。夢が現実の中に侵入してくる。
 視点をずらすと頭がヘンになるんだな。
 一瞬、解りづらいけど意外とシンプル。

映画 DVD:Crash/The New World/Breaking and Entering/Rescue Dawn/You, the Living
○2005 Crash ☆☆☆☆☆★★★
 アメリカ。人種。その描き方がこなれてて面白い。
 全員がそれぞれに事情を抱える “アメリカ人” なのね。

○2005 The New World ☆☆☆☆☆★
 ネイティブの先住民と、突然やって来たイギリス人。
 美化してる気もするが、しみじみとした良さがある作品。
 いわゆるポカホンタスの物語。後半が好き。

○2006 Breaking and Entering ☆☆☆☆☆★★
 ロンドン。孤独。愛。再生。二人の母。
 アンソニー・ミンゲラ監督の素直な撮り方が好き。
 家宅侵入っていう原題が洒落てるんだけどね。

○2006 Rescue Dawn ☆☆☆☆☆★
 ベトナム戦争。ヘルツォーク監督作品。実話ベース。
 捕虜。脱出。C・ベイル、もはや恒例の?減量です(汗)。
 これ、主人公の思考回路が面白いんだよね。

○2007 Du levande/You, the Living ☆☆☆
 スウェーデン映画。シュールでブラックなコメディ。
 面白いんだろうけど、マッタリしすぎて苦手かも。
 ただラストシーンは好きですよ、とっても。

映画 DVD:3:10 to yuma/エクステ/I'm Not There/Public Enemies/Terminator Salvation
○2007 3:10 to yuma ☆☆☆☆☆★★★
 面白い。開拓時代の西部劇だけど内容はモダン。
 長い時間が必要ない友情って実際あるよね。
 そーゆーのを共有しちゃった二人。

○2007 エクステ/Hair Extensions ☆☆☆☆☆
 園監督作品。怨念系ホラー。でも恐くないのね。
 確かにエクステって誰の髪なんだか…(汗)。

○2007 I'm Not There ☆☆☆☆☆★★
 面白いよ。6人が演じるボブ・ディランの風景。
 この監督のフェイク感と作品へのアングルが好き。
 意図的なのにアザトくない絶妙なバランスなの。

○2009 Public Enemies ☆☆☆☆☆★★
 1930年代のアメリカ。実在した伝説の銀行強盗。
 しだいにズレて逸脱してゆくCIA捜査官にC・ベイル。
 ところで思うんだけど、ジョニデってセクシーなわけ?

○2009 Terminator Salvation ☆☆☆☆☆★
 ターミネーター4作目。マーカス様々ですよもう。
 ジョン・コナーは審判の日以降、キャラ変えしたらしい。
 救われてばかりのジョンだけど、5作目はどーなるのか。 


余談だけど「Batman Begins」のコメントでノーラン監督がクリスチャン・ベイルを指して「EXTREME!!」と言ってたのが気になって、ベイル出演作を観直したりしたんだけど、ヤバイね。裏付けと直感のバランスが好き。説明しない演技がいいよね。で、次回作は「Three Kings」のラッセル監督・脚本。楽しみです。以下、その予告編。

  
Posted by 真 at 23:59 |livedoor clip!
2010年08月31日

ダークナイト|クリストファー・ノーラン

話題の「インセプション」も劇場公開中ということで、また観たくなって「ダークナイト」再見。これもうDVDだけで10回は観てる。観すぎですかね(笑)。いや笑いゴトでもないんだけどさ。こーゆー映画って、そうは無いから。この監督の作品はほぼ全て観たけど、今のところ一番これが好き。いや〜超えてます。この作品を宗教的善悪論で語る人もいるようだけど、私はそんなの関係なく、そのまま受けてます。へんに解ろうとしないで、そのままね(笑)。

で、舞台はゴッサム・シティなわけだけど、私もその住人かもね。あまり説明したくない映画なので、まだ観てない!な〜んて人がいるなら、どーぞ観てくだされ。C.ベイルとH.レジャー演じるバットマンとジョーカーが、もうなんかね、ただごとじゃないんです。俳優とキャラクターが渾然一体でさ。ヒースのことが取り沙汰される本作だけど、個人的にはベイル演じるブルースが、もうホント最高です。ランボルギーニなんてもう、ベイルの私物か?ってくらい上半身だけで乗りこなしてます(笑)。

ところで、キャストの噂が絶えない次回作の全米公開は2012年夏に決定のようですね。IMDbによると、もう脚本は書き終わっていて、来年春から撮影開始で、ジョーカーもフリーズもペンギンも登場しなくて、噂の飛び交ってるリドラーのキャスティングはあくまで噂の段階とのこと。期待して待とう。それにしても、この監督の行間を撮る才能は、ホント凄いと思う。

The Dark Knight原題:The Dark Knight(2008年/USA, UK/152分)
原作:ボブ・ケイン作「バットマン」
原案:クリストファー・ノーラン、デイビッド・S・ゴイヤー
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
出演:クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、マイケル・ケイン、
   ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、アーロン・エッカート  
Posted by 真 at 18:30 |livedoor clip!
2010年08月22日

I don't know why I'm addicted to...

5dvd
ここんとこ、映画中毒ざんす。下記は今年5月〜今までに観たDVD。順不同。もちろん何度か観てるのもあるけど、自分用メモも兼ねて記録。タイトルが英語表記なのは検索がラクだから。左側の数字は製作年。☆は私のお気に入り度。ご参考まで。レビューは追々ぼちぼちと、気に入った作品だけ書いて行こうかなと思う。劇場で観たものはまた後日書こうかなと。  Continue>>
Posted by 真 at 18:00 |livedoor clip!
2010年06月07日

真実の行方|グレゴリー・ホブリット

主役を喰ってしまうと評判のカメレオン俳優エドワード・ノートン。彼の映画デビュー作ってことで観たんだけど、やっぱりギアさん喰われ気味(笑)。野心家の弁護士を演じるリチャード・ギアは、どこを切っても「リチャード・ギア」な面白さを逆手に取ったキャスティングでハマってる。その弁護士がノートン演じる青年を無罪にするべく戦う法廷サスペンス。
殺されたのは司教。青年への司教による虐待。そしてその青年は二重人格だった。片方の人格は無罪を主張し、もう片方は自白する。彼は無罪か有罪か、それとも…。二転三転するストーリー。裁判は弁護士有利で進んで行くが、ラストで新たな真実が…。ひぇ〜。ぞぞぞっ。無罪を勝ち取った弁護士は、最後に呆然と立ち尽くす。思い込みによる真実。都合よく作られた真実。真実は何処へ…。余談だけど、ノートンとデニーロが再び組んだ新作「Stone」。デニーロなら喰われないでしょうし、楽しみですね。できれば年内に日本公開してほしいものです。

映画「真実の行方」原題:Primal Fear(1996年/アメリカ/129分)
原作:ウィリアム・ディール『真実の行方』福武文庫(絶版)
製作:ゲイリー・ルチェッシ
監督:グレゴリー・ホブリット
脚本:スティーヴ・シェイガン、アン・ビダーマン
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:リチャード・ギア、エドワード・ノートン、フランシス・マクドーマンド  
Posted by 真 at 06:00 |livedoor clip!
2010年06月02日

ブエノスアイレスの夜|フィト・パエス

過去を忘れて人生をやり直す。な〜んてことではなく、強引だろうが何だろうがぜんぶ引きずって泣きながらガンガン進むのね。人生はそもそも悲劇なのだと。そんなタフさと大らかさで、愛を手がかりにそこから抜け出そうとしてるうちに、人生終わっちまうぜ、みたいな。スペ語圏独特の人生讃歌とも言える作品。

この作品の背景にあるのは実際に軍事政権下のアルゼンチンで10年続いた弾圧なんだけど、その悲劇を20年後に舞台を移して、今を生きてる主人公の個人的な愛の物語りとして描いてるのね。過酷な経験から誰も愛せなくなった主人公カルメンと軍人を父に持つ青年グスタボが、依頼主と高級男娼として出会って、惹かれ合い愛を再生させてゆくが、話はそう簡単ではないわけ。

カルメンの過去に一体何があったのか、映画の後半まで語られないんだけど、そのなかなか解らない感じが抑圧されたカルメンと重なりつつ話は進み、解る頃にはもう、それが重要な要素ではなくなってるのね。過去の事実は事実として消えないのだけども、彼らを “犠牲者” として描いてないわけ。原題を直訳すると「私生活」なのね。

カルメンが映画の最後で「そう悪くない結末だわ」と呟くんだけど、その表情が暗くも明るくもなくて、何とも説明しようのないフラットさ加減なの。過去と未来がそこに集約されてるような、えも言われぬ説得力なんだよね。ぎりぎりなの。切羽詰まってるとかじゃなくてね。ぎりぎりなわけさ。

VIDAS PRIVADAS|ブエノスアイレスの夜|セシリア・ロス、ガエル・ガルシア・ベルナル原題:Vidas privadas(2001年/アルゼンチン・スペイン/105分)
監督:フィト・パエス
脚本:フィト・パエス、アラン・パウエル
撮影:アンドレス・マッソン
音楽:フィト・パエス、ヘラルド・ガンディーニ
製作:マテ・カンテロ、ステファン・ソーラ
制作総指揮:フィト・パエス、アレハンドロ・クランシー
出演:セシリア・ロス、ガエル・ガルシア・ベルナル
配給:アット・エンタテインメント  
Posted by 真 at 20:00 |livedoor clip!
2010年05月19日

25時|スパイク・リー

俳優トビー・マグワイアの初プロデューサー作品で、プロデューサーにはジョン・キリクも名を連ねる。撮影はイニャリトゥ監督作品に欠かせないロドリゴ・プリエト。原作「25時」はデイヴィッド・ベニオフのデビュー作。この作品の脚本も書いた原作者ベニオフが監督と主演俳優に指名したのが、スパイク・リーとエドワード・ノートン。ってことで、やばいね。

エドワード・ノートン演じる主人公モンティは既に逮捕され7年の実刑が確定している。そのモンティが収監されるまでの自由な時間、24時間を描いた映画。25時はそれが終わる時間だ。確かクローネンバーグ監督の「イースタン・プロミス」を観た時にこのブログで「何とも言えない映画です。観てない人に説明なんかしたくない映画です。」と書いたけど、この作品もそう。

これはアメリカ映画なんだけれども、いわゆる白人映画ではないのね。スパイク節が随所に散りばめられていて、アメリカとニューヨークの抱える色んな側面が映し出されるけれども、どの国の人でも観れる映画として作られてるのがいい。
ありえない展開や嘘みたいな事は何も起こらず、淡々と刻々とモンティの24時間は過ぎて行くのね。観客は主人公モンティがどうなるのか展開を解って観てるわけ。その24時間に、誰と会うのか、片づけておくべきことは何なのか…。カメラと登場人物との距離感がすごく好き。何しろエドワード・ノートンが最高!

スパイク・リー監督「25時」原題:25th Hour(2002年/アメリカ/136分)
原作:デイヴィッド・ベニオフ『25時/25th Hour』
製作:トビー・マグワイア、スパイク・リー、ジュリア・チャスマン、ジョン・キリク
監督:スパイク・リー
脚本:デイヴィッド・ベニオフ
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:テレンス・ブランチャード
編集:バリー・アレクザンダー・ブラウン
出演:エドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、
   バリー・ペッパー、ロザリオ・ドーソン
●スパイク・リー監督「25時」公式サイト >>

25時 (新潮文庫)25時 オリジナル・スコア(CCCD)映画「25時」スペシャル・エディション [DVD]
以下、予告編です。  Continue>>
Posted by 真 at 06:30 |livedoor clip!
2010年05月14日

バートン・フィンク|コーエン兄弟

面白い!コーエン兄弟作品の中で一番好きかも。10年近く前の作品だけど時代感覚的ズレなく観れる一本。映画タイトルは主人公の名前なんだけど、フィンクには別の意味もある。作品の舞台は世界恐慌直後の1941年アメリカ。N.Y.で舞台の脚本家をしてるバートン。ハリウッドでの映画の脚本の執筆依頼がきて、L.A.のホテルに長期滞在して書き始めるのだが、全く筆が進まない。そんな中、隣の部屋の男チャーリーと知り合い親交を深めてゆくが…。

優しく親切なその隣人チャーリーが、実は怪物だった…。え〜っ。うっそ〜。って、後半になるにつれて、シュールさが加速どころか、も〜炸裂しちゃいます。映画の終盤、もはやホテルは戦火のよう。シューーール!これはバートンが見た夢ではないのか?とさえ思えてくる過激で過剰な現実が、映画としては面白いが安易に笑えない恐さもある。映画のラストがこれまたシュールな終わり方。史上初となるカンヌ主要三部門を制覇しただけあって、コーエン兄弟を代表する傑作!

コーエン兄弟「バートン・フィンク」原題:Barton Fink(1991年/アメリカ・イギリス/116分)
製作:イーサン・コーエン
監督:ジョエル・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:カーター・パウェル
編集:ロデリック・ジェインズ(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)
出演:ジョン・タトゥーロ、ジョン・グッドマン、ジュディ・デイヴィス  
Posted by 真 at 12:00 |livedoor clip!
2010年05月13日

夜になるまえに|ジュリアン・シュナーベル

たとえアレナスが自分の夢見た地から遠く離れた場所で、無一文で独り死んでいったとしても、彼の言葉は、文学となって、強く我々に訴えかけてくる。ーージュリアン・シュナーベル

作家レイナルド・アレナスの回想録的な自伝をシュナーベル監督が映画化。と言うよりも、アレナスの人生を描いた映画。映像が美しくて、余計な解釈や行き過ぎた演出がなくて何にも媚びてない。だからアレナスの憎しみと悲しみと情熱が、大袈裟にではなくて静かに伝わってくる。
映画はアレナスの子供時代から描かれる。彼が大学に進む頃、いわゆるキューバ革命が起き、独裁政権下で芸術家や同性愛者への弾圧が始まる。彼の作品は処女作以外全て発禁。収容所送り。知人に託した原稿がフランスでメディシス賞受賞。無実の罪で逮捕。脱獄。逃亡。再び逮捕。2年間の投獄。ところが1980年、同性愛者、精神病患者、犯罪者の出国をカストロが許可。亡命。N.Y.に辿り着き亡命者生活。HIV発病。
主演のハビエル・バルデムが凄い。クレジットが必要以上に豪華。もちろんアレナス自身がまず凄いんだけど、彼の濃い人生のほとんどの時間をたった2時間ほどに収めて素晴らしい映画にしてみせた監督がほんと凄い。この監督、やっぱすごいと思う。何度観てもいいです。

ジュリアン・シュナーベル監督作品「夜になるまえに」原題:Before Night Falls(2003年/アメリカ/133分)
原作:レイナルド・アレナス『Before Night Falls(夜になるまえに)』
監督:ジュリアン・シュナーベル
製作:ジョン・キリク
脚本:カニンガム・オキーフ、ラサロ・ゴメス・カリレス、ジュリアン・ジュナーベル
撮影:ハビエル・ベレス・クロベ、ギジェルモ・ロサス
音楽:カーター・パウェル
出演:ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス、
   ジョニー・デップ、ショーン・ペン、アンドレア・ディ・ステファノ、
   エクトル・バベンコ、イェジー・スコリモフスキ、ディエゴ・ルナ

レイナルド・アレナス『夜になるまえに』  
Posted by 真 at 16:50 |livedoor clip!
2010年05月12日

魍魎の匣|原田眞人

説明不要の大人気「京極堂シリーズ」映画化の第二弾。メインキャラの5人が猟奇的な美少女連続殺人事件の謎を解いて行くミステリー。撮影に2年もかけたという意味は不明だが、原作の一部を大胆に省いてメインキャラに焦点を当てた脚本と、時間軸が前後する構成は面白い。阿部寛が何をやっても「阿部寛」なのが個人的にウケた。
舞台は戦後すぐの東京。京極堂という「憑物(つきもの)落とし」とその仲間の小説家、探偵、刑事、京極堂の妹がメインキャラ。で、問題は柄本と宮藤。この二人の人柄が良さそうで猟奇的殺人犯に見えないのが何とも困った。ちっとも恐くないバラバラ殺人犯のおかげで作品がほんわか。でも高級な火スペと思えば充分に楽しめる。原作が面白すぎるので仕方ない。
余談だが、映画化の第一弾「姑獲鳥の夏」を撮ったのが実相寺監督だったわけです。このシリーズは故・実相寺監督が撮るべきだと誰もが解った中で2006年に他界。だからもう仕方がない。今回の第二弾はあえてポップに仕上げたんだと思われる。

京極夏彦『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』講談社文庫原田眞人監督作品「魍魎の匣」原作:京極夏彦『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』
監督・脚色:原田眞人
脚色協力:猪爪慎一
撮影:柳島克己
編集:須永弘志
音楽:村松崇継
出演:堤真一、椎名桔平、阿部寛、田中麗奈、
   宮迫博之、柄本明、宮藤官九郎
2007年/日本/133分
映画「魍魎の匣」公式サイト >>  
Posted by 真 at 13:00 |livedoor clip!
2010年05月09日

ミスター・ロンリー|ハーモニー・コリン

 人は誰でも、何かを演じて生きている。それが少々いきすぎて、自分へ戻る道を忘れてしまった人たちがいる。
 自分以外の人格にアイデンティティを置かなければ生きられない、
 他人の「モノマネ」をして生きている彼らは「インパーソネーター」と呼ばれている。
 マイケル・ジャクソンとして生きる青年が、マリリン・モンローとして生きる女性に恋をした。
 自分に自信がもてないために他人を演じて生きてきた彼が、生まれて初めて恋をしたことでぶつかる壁。
 それは自分らしくあることを迫られる、本当の自分を探す旅の始まりだった…。

上に引用したのはこの映画のコピーです。
で、この映画、二つの話が同時進行する脚本がまず好き。パリとスコットランドを舞台にマイケル・ジャクソンとして生きる青年の話と、パナマの奥地で布教活動をする神父とシスターたちの話。関係のない二つの話が関係ないまま進み、関係ないまま終わる。そのバラレルな感覚がこの作品にばっちり合ってて絶妙。独特の映像センス。セリフで説明しないのがいい。
メインで使われてる、ロンリ〜♪ミスタ〜ロンリ〜♪ っていうあの名曲がこの作品にぴったり。そのロンリーでイタい主人公を演じるディエゴ・ルナの、さりげな〜い名演技がいい。
ハーモニー・コリンは作品の数は少ないけど、オリジナルで貴重な監督だと思う。レオス・カラックスとヘルツォークという強烈な監督たちが俳優として出演するのも何だかわかる。最新作「Trash Humpers」は、日本で公開されるのかな…。

ハーモニー・コリン「MISTER LONELY」+原題:MISTER LONELY(2007年/イギリス・フランス・アイルランド・アメリカ/112分)
監督:ハーモニー・コリン
脚本:ハーモニー・コリン、アヴィ・コリン
撮影:マルセル・ザイスキンド
製作:ナージャ・ロメイン
出演:ディエゴ・ルナ、サマンサ・モートン、ヴェルナー・ヘルツォーク、レオス・カラックス  
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2010年05月08日

ファーゴ|コーエン兄弟

登場人物は全員、何かが欠落してるんです。コーエン兄弟お得意のそんなはずじゃなかった的展開のブラックなクライム・サスペンス。1987年冬のミネソタ。主人公が妻の偽装誘拐を計画し、二人組に誘拐を依頼するが… 大変なことに。グロいシーンはかなりグロいですが、ネガティブなものを遠ざけないコーエン兄弟の器のデカさを感じる一本。
人生の不思議さを描いた映画は世界中に数えきれないほどあるけど、コーエン兄弟のそれはジャームッシュと同じで厚かましくないのね。深刻であればあるほど可笑しい。恐い作品が多いけど、実は残酷なグリム童話みたいに、あっけらかんとした明るさがある。カメラのアングルが面白い。各国で絶賛されただけあって見応えある作品だがコーエン兄弟には他にたくさん傑作がある。

コーエン兄弟「ファーゴ」原題:FARGO(1996年/アメリカ/98分)
製作:イーサン・コーエン
監督:ジョエル・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
出演:フランシス・マクドーマンド、スティーヴ・ブシェミ、
   ウィリアム・H・メイシー、ピーター・ストーメア  
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2010年05月07日

ジェリー|ガス・ヴァン・サント

2003年カンヌ国際映画祭で史上初となるパルム・ドール+監督賞のW受賞した映画「エレファント」の前年に撮られた作品。日本公開は2004年秋。「ジェリー」とは何だ?ってまず思うわけ。これはギャル語みたいなもので、例えばドジった奴に「ジェリったな」とか、ドジな奴をダイレクトに「ジェリー」と呼んだりする。
で、登場人物は二人だけ。二人ともお互いをジェリーと呼ぶ。その二人が、ヨセミテみたいな風景とソルトレイクの真っ白な風景の中を、飲まず喰わずで延々と彷徨い歩く。が、生還したのは一人だけ…。ジェリーに一体何が…。これは実験的な映画。だから退屈とか思っちゃいけないの。意味なんて問わないで。ただただ観よう。
映像がとても美しい。二人の会話が面白い。脚本は出演俳優の二人と共同で書かれてる。テンポも展開もストーリーも排除したかのようなガス・ヴァン・サントの新たな試み。かなり不思議で斬新すぎるアートな作品。ある意味ドキュメンタリー。映画とは何だろう。そんな声が聞こえてきそうだ。

GERRY原題:GERRY(2002年/アメリカ/103分)
製作:ダニー・ウルフ
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ガス・ヴァン・サント、マット・デイモン、ケイシー・アフレック
撮影:ハリス・サヴィデス
出演:マット・デイモン、ケイシー・アフレック  
Posted by 真 at 00:00 |livedoor clip!
2010年05月06日

ナイン・シガレッツ|ヒューゴ・ロドリゲス

面白かったよ。イギリス人を母に持つメキシコの俳優ディエゴ・ルナが、隣人を盗撮するハッカー役に扮した可笑しな犯罪映画。メキシコシティのある夜のお話。原題を直訳すると「ニコチン」。奇妙なヘビースモーカーたちが繰り広げるダイアモンド争奪戦が悲しくも可笑しい。室内の小道具とかも面白い。
スイス銀行にハッキングしたデータをダイアモンドと交換にロシアン・マフィアと取引するはずが、小さな間違いから事態は急展開。バンバン撃たれて大変なことに。どこかお人好しな男たちとキレまくる女たち。床屋や薬屋も巻き込んで欲望と不満が炸裂しつつテンポよく展開する。ヨーロッパでヒットしたのが頷ける秀作。編集と脚本がいい。

Nicotina原題:Nicotina(2003年/メキシコ・アルゼンチン・スペイン/90分)
製作:マルタ・ソサ・エリソンド「アモーレス・ペロス」
   ラウラ・インペリアレ「アマロ神父の罪」
監督:ヒューゴ・ロドリゲス
脚本:マルティン・サリーナス
撮影:マルセロ・イアッカリーノ
編集:アルベルト・デ・トロ
出演:ディエゴ・ルナ、ルーカス・クレスピ、ヘスス・オチョア  
Posted by 真 at 23:59 |livedoor clip!
2010年04月26日

コーエン兄弟|バーバー(2001年製作)

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…。っていうか、ブラックでハードボイルドなクライム・サスペンス。原題を直訳すれば「そこにいなかった男」。なんとま〜虚無的なタイトル(笑)。この時点でもう映画は半分観たようなもの。邦題は「バーバー」ですけどね。ニーチェの言葉を借りるなら「人間的、あまりに人間的な」主人公のお話です。

1949年の古き良きアメリカ。主人公エドは小さな街の小さな床屋で働く無口な男。ある事をきっかけに彼の運命がとんでもない方向に転がり出す。映画は最初から最後まで、過去を振り返るように語るエドの独白が入って、徹底的にエド目線。ニーチェの「この人を見よ」よろしく“エドを見よ”と。そーゆーことらしい。いっそ邦題はそのまんま「エド」でよかったのでは。

主人公のエドは、どーしよーもなくエドで、エネルギーを秘めつつも台風の目のよう。そこだけ風ひとつ吹いてない。でもエドを中心に渦はどんどん大きくなって結末に向かって加速する。と同時にブラックさ加減も加速。そのブラックさ加減が、噛めば噛むほど効いて来る。そしてその効いて来た先が、行き止まりでも袋小路でもない。

映画なので、2時間ほどの時間をかけて、ある意味、遠回しに描かれているわけですが、彼らの作品からはいつも、非言語的なものをドーンと受け取る。しかもそれが直球だったりする。彼らは変化球の達人なのに、観終わった頃、どこからともなく重たいストレートが飛んでくる。その見えない魔球をバシッと受け取った時、手が痛いんだよね(笑)。コーエン兄弟、恐るべし。

コーエン兄弟監督作品「バーバー」原題:The Man Who Wasn't There
製作:イーサン・コーエン、ジョン・キャメロン
監督:ジョエル・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
出演:ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド、ジェームズ・ガンドルフィーニ
アメリカ/モノクロ/116分(DVDはカラー版もあり)

ちなみに、左の画像は米国版の宣伝用キービジュアル。
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2010年04月21日

渡辺武|なで肩の狐・凶殺(1999年公開作品)

な〜んだヤクザ映画か。と片づけたらもったいない。椎名桔平主演「なで肩の狐・凶殺」。少し薄まってはいるけど、花村萬月のあの感じとあの視線がよく撮れてると思う。おこがましくなくて、懐が深い。設定は原作と少し違っているんだけど、セリフはほぼそのまま使われているものもあって、それがまた良いんです。何でもないようで何とも味わい深い作品。

法律やら規則やらルールとやらでは括ることのできない男、キツネ。そもそも誰も括れるものではないと思うんだけれども、みんなその中に収まって暮らしてるのかもね。キツネは、はみ出しちゃってる。具体的に何からどうはみ出してるのかは観て感じればいいと思うけど、そこに向けられた視線が、花村萬月だよな〜って思う。だからどうってことじゃないんだ。

話はいたってシンプルで、主人公キツネ(元ヤクザ)の前に昔の仲間(現役ヤクザ)が現われて面倒に巻き込まれてゆく展開。そのキツネ役の椎名桔平が良い。湿った暗さがない。悲しくて可笑しい。でも決してタナトスまっしぐら!ではなくて、昨日とは違う明日になるであろう終わり方もいい。何をどーこーじゃなくてね、こーゆー作品を観ると、映画っていいな〜って、しみじみ思ってしまう。

映画「なで肩の狐」DVD原作:花村萬月『なで肩の狐』
監督:渡辺 武 「凶銃ルガーP08」「蘇える金狼」「リボルバー」ほか
脚本:吉川次郎 「つげ義春ワールド」「小森生活向上クラブ」ほか
撮影:安藤庄平 「ヌードの夜」「遠雷」「死の棘」ほか
編集:太田義則 「ソナチネ」「HANA-BI」「アウトレイジ」ほか
出演:椎名桔平、洞口依子、鶴見辰吾 ほか

なで肩の狐 (新潮文庫)  
Posted by 真 at 23:00 |livedoor clip!
2010年04月15日

コーエン兄弟|ノーカントリー(2008年日本公開作品)

観たかったのに観てない映画ってけっこうある。コーエン兄弟監督「ノーカントリー」。ま〜バイオレンスです。それもかなりの。バンバン死にます。ガンガン殺します。躊躇なく。有無を言わさず理不尽に。たぶん北野監督の「OUTRAGE」どころの騒ぎじゃないでしょう。ここに登場する殺し屋シガーは悪党とかワルとか極悪非道なんてもんじゃなく、善悪では測れない情緒ゼロの男。完全に逸脱してる。

物語りは、思いがけず手にした大金を持って逃げるベトナム帰りのタフなモスと、それを執拗に追うサイコな殺し屋シガーを中心に進む。そして少し距離を置いて2人を追う昔かたぎの保安官ベル。ベルは時代を憂いて諦め顔なんだけど、終盤で変わるんです。でもね、もうストーリーはあってないようなもの。逃げる追う逃げる追う。圧倒的な迫力で殺しながら追いつめてゆくシガー。もはやなぜ逃げるのかさえ解らなくなってくる。そしてテキサスという背景。そこに全てが飲み込まれてしまうかのよう。

モスとベルには優しい妻がいる。殺されてゆく善良な市民。そこには普通のアメリカがある。だが人物の個人的背景はほぼ描かれず、余計な説明は一切なし。すごい緊迫感で観てて疲れるんだけど、シガーがあまりに超絶すぎてもう釘づけ。残酷なはずなのに観てるうちに抽象的に思えてくる。中途半端な暴力は無く中間が無い。次の瞬間もう死んでいるのだ。その前置きのないバイオレンスの奥から非言語的なものをドーンと受け取る。かなり好きです。高級な映画だと思う。

コーエン兄弟監督作品「ノーカントリー」DVD原題:No Country for Old Men
原作:コーマック・マッカーシー『No Country for Old Men(血と暴力の国)』
製作:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、スコット・ルーディン
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
撮影:ロジャー・ディーキンス
美術:ジェス・ゴンコール
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン

ノーカントリー Japan Official >>


血と暴力の国 (扶桑社ミステリー)←原作本:血と暴力の国 (扶桑社ミステリー)


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Posted by 真 at 00:00 |livedoor clip!