2006年05月22日

Broken Flowers

Broken Flowers posterほぼデビュー作の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」から彼の作品をリアルタイムで観て来たから、何だか一緒に歳をとって来た気がする。で、ここに来てコレ、最高傑作ではないでしょうか。ビル・マーレイがいいんだな。女たちのキャラクターもいい。各シーンのアングルもいいし、いちいち説明しないのがいい。愛すべき映画ってこういうのじゃないかな〜って思う。最近観た中でイチオシ。

映画というのは少なからず、時代を反映していると思うけど、監督によってそのアウトプットの仕方がぜ〜んぜん違う。きっとジャームッシュ作品が好きな人は、彼のアウトプットの仕方が、まず好きなんだと思う。厚かましくなくて、淡々として可笑しい。

だからと言って、観る者を突き放しているわけじゃなくて、ギリギリの所までお膳立てしておいて「後は観る者に任せた」とでも言いたげなその余韻が、愛おしい。ラストシーンに仕込まれた小さな仕掛けを、観終わった後で知って笑ったけど、その仕込み方もさり気なくて好きだ。

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Posted by 真 at 17:30 |livedoor clip!
2005年05月31日

Coffee & Cigarettes

coffee+そう言えば「スノッブ」な〜んて言葉を思い出した。
Jim Jarmuschの『Coffee & Cigarettes』は11話からなる、長いこと撮りためたというモノクロ〜ムな映画。心に沁みる言葉もなく、大掛かりなセットもなく、ダラダラ〜マッタリ〜と進んでゆくんだけど、登場人物とその会話が魅力的で面白い。White Stripes、スパイク・リーの弟妹、コーエン兄弟作品常連のブシェミ、ラップ界からウータンクラン等々、味わい深い出演者。好きなのはイギー・ポップとトム・ウェイツの話。二人とも勝手。でもそんなことは解ってる。近づかないけど離れないズレた会話。あんな二人がカフェで隣の席に居たらコワイ!でも近くに坐りたい!
N.Y.ではカフェでタバコを吸うのが厳しい昨今、アメリカ人はあんな時代もあったよな〜、なんて思うのだろうか?
← iggy & tom, both are attractive !!  
Posted by 真 at 16:19 |livedoor clip!