2009年10月14日

Broken Embraces|Los abrazos rotos

Broken Embraces遅いのです。ほんと。世界同時とか無理なの解ってるけど。遅いYOりりーすインじゃぱん。って、アルモ新作の話です。原題は上記の通りの「壊れた抱擁」。メタファってるんで(笑)あえての直訳です。作品を観て勝手に納得なされたし。
メンバーはアルモ作品常連のコアなクルーとキャストに加えてタマル・ノヴァス(蝶の舌・海を飛ぶ夢)などが出演。音楽は今回もイグレシアス。ちなみにサントラにはラストの曲が入ってないらしいぜ(汗)。

詳しくは Official site をご参照あれ。  
Posted by 真 at 00:21 |livedoor clip!
2007年08月19日

Volver

volver2アルモドヴァ〜ル最新作「ボルベール」。いきなり墓女墓女墓女墓女&強い風。真っ平なラマンチャにビュ〜ビュ〜吹く風。ど〜しよ〜もないことを、ど〜しよ〜もないまま行く女たちの逞しさが可笑しくて悲しくてウッソ〜!! ってでもケロっとね。色んな世代の女たちが、一体どこまで家族なんだかも〜巻き込んで巻き込まれて。あり余ってる愛情をきっつ〜い言葉に乗せちゃって、言いたい放題言ってるけどさ、肝心なことは言えてないじゃんって(笑)。でも言わないことはずっと言わないんだねって。温かくて恐くて正直で嘘つきで歓喜して絶望して騒がしくてま〜孤独。メロドラマでサスペンスでシュールなコメディ。だから? だから、そのもの。

話は、ペネロペ演じるライムンダとカルメン・マウラ演じるイレーネという二人の「母」を軸に展開。親子でもあるその二人に、姉や娘や叔母や隣人が加わって、ラマンチャの強い風に倒され立ち向かい背中を押されて突き進む。でも泣きながら波立つ川面とは裏腹に、川底は事態を呑み込んで静かに流れてる。ある日突然、何が起きても。そんなお話です。秘密がある嘘もつく。でも彼女たちには無い…。何が? ん〜も〜この作品は絶賛!! なのでこれ以上は話せない。

なるほどライムンダとはつまり…って勝手に納得してますが、それよりもこういう映画が撮れるっていうか、こんな脚本が書ける状態なんだな〜なんて(笑)何だかちょっと嬉しいよ。前作「バッド〜」であまりに暗くなり過ぎたラストに「passion」の文字追加しちゃうアルモが痛々しくて。今回は大好きなペネロペ主演で「彼女の魅力には僕もヘテロ化しそうだよ」な〜んていきなり言い出すアルモが面白すぎで。何をやっても自分に基づいちゃうアルモが、泣けてくるよマジで。アルモがアルモでしかなくて、美しいよホント。

Volver, japan official  
Posted by 真 at 00:54 |livedoor clip!
2006年05月15日

Almodovar | Volver | 59th Cannes Fes. 2006

volver poster監督アルモドヴァ〜ルの新作「Volver」。本国スペインでは既に公開され好評だけど(今年のカンヌにもノミネート決定!! )、アメリカ公開は今秋だし、日本に至っては年末か来年。こんなトホホな状況も今や慣れつつありますが、Alberto Iglesiasのサントラは既にネットで購入可能。予告編を観つつサントラ聴いて待とう。

さて肝心の映画はと言えば、アルモの故郷スペインのラマンチャを舞台にした、女・親子三世代のお話。主演ペネロペ、助演カルメン・マウラでアルモ作品常連女優の共演。タイトル「Volver」は「帰る」とか「帰郷」とか訳される。絵空事なんて撮れない!! と豪語するドロッドロなアルモが、まさにラマンチャに帰って撮った映画。

この映画は同名の「タンゴの名曲『Volver』をモチーフとした」という事なんだけど、そもそもこの曲「タンゴ史上最大の歌手」とされるカルロス・ガルデルが自ら作曲して歌い主演もした「El Dia Que Me Quieras」という映画の挿入曲。   Continue>>
Posted by 真 at 18:48 |livedoor clip!
2005年05月27日

"Carne Tremula" 1997, Spain/France

211f1c73.jpg公開中の「Bad Education」を語る監督ペドロ・アルモドバルの言葉にこんなのがある。「全員がリスクを冒しながら生きることを選んでいるわけで、誰もそれに対して文句を言ったりはしない。僕は危険な橋を渡って生きている人たちを知ってるよ」

←同監督の「Live Flesh」のスペイン版ポスター。
カンヌで監督賞、オスカーで外国語映画賞を受賞した「All About my Mother」の前年に撮られた作品。ちなみに原題の「Carne Tremula=ひきつける肉体」で、欲望に正直な者たちの話。「欲望の法則」が下敷きになっているという最新作「バッド〜」に通じるものを確立させた一本のように思うが、やはり「欲望の法則」と「Live Flesh」を観ずしてアルモドバルは語れない。それだけは確か。

リアルタイムで観たわけではないが、濃くてパワーがあって美しい日本映画が昔はたくさんあった。いつの頃からか日本映画は妙にあっさりとした薄味になってしまった。「美しい」とは何だろう。
  
Posted by 真 at 19:53 |livedoor clip!