2011年03月24日

TRUE GRIT

説明しすぎないカメラワークの心地よさ。さりげな〜い背景も、人物にフォーカスされた遠近感も、フィルムのテクスチャーも。それから色も。す〜っと入って来たよ。カメラに近い視点で観れたからかな。思いっきり寄ったり、誰だかわからないよ〜ってくらい引いたり、横顔を眺めたり。一冊、読み終えたような。

それから俳優たち。間違いなくブリッジスはブリッジスで、デイモンはデイモンなんだけど、ブローリンもバリー・ペッパーも、他の作品で何度も観てる俳優なのに、誰だかわからないくらい物語の中に居た。ミラクル。すごいね、コーエン兄弟。だけどやっぱり今回も、過剰でしたよ(笑)。時々。この過剰さがたまらなく好き。今回も消える魔球のストレートでした。

西部劇だと言われれば確かにそうなんだけど、もはやファンタジー。っていうか、アドベンチャーでミステリーで、そして、ラブストーリー(!!!)。揺るぎないマティの意思が、それが物語。とにかくね、コグバーンを観てほしい。ほんとうのことって摩訶不思議。ほんとうのことってホラーだし、ミステリーだし、だから時々ファンタジーだったりするのね。ぜひ劇場で !!!

true-grit公式サイト >>
ハヤカワ文庫「トゥルー・グリット」>>
サントラはこちら >>




余談だけど震災前直前に「東京国際ゾンビ映画祭」に行ったよ。
ん〜。ホラー満喫。でも時期が時期なので詳しい話はまた後日。
おすすめは「コリン」。ゾンビ好きは見逃すな〜。  
Posted by 真 at 11:40 |livedoor clip!
2010年05月30日

スペ語圏の映画とホラーな予告など

●闇の列車、光の旅 | Sin nombre(2009) ★来月19日より日本公開!公式サイト >>
今年の2月に日本公開されたカルロス・キュアロン監督・脚本のメキシコ映画「ルドandクルシ」への出演が記憶に新しいガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナですが、その二人が製作総指揮に名を連ねるのがこの作品。原題を直訳すると「名無し」とかかな。監督・脚本はキャリー・ジョージ・フクナガ。サンダンス映画際で監督賞・撮影監督賞を受賞。クライムとスリラーの要素を持ったロードムービーなドラマらしい。メキシコ公開は昨年5月。これは良さそうですね。観に行きます。観たらまた感想など書きまーす。

●Splice(2009)Official site >>
メキシコ人映画監督ギレルモ・デル・トロが製作に名を連ねるSFホラー(喜)。しかも監督は「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ。主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ。カナダ・フランス・アメリカ合作映画。今年2月から欧州・北米で順次公開中。アメリカではワーナー配給ですし日本公開されるでしょう。


●JULIA'S EYES | Los ojos de Julia(2010)
ギレルモ・デル・トロがプロデュースに名を連ねるスペイン映画。今秋スペイン公開予定。監督・脚本は「バックルーム」のギリェム・モラレス。ホラーらしいです(喜)。ん〜これも面白そう。日本公開未定。さて配給はいかに…。


●The Skin I live In | La piel que habito(2011)
ペドロ・アルモドバル監督・脚本の最新作。久々にアントニオ・バンデラスと組んだ新作。バンデラス曰く「一種のホラー映画」だけど「アルモドバルが一つのジャンル」だと(スペイン国営放送)。アルモドバル曰く「悲鳴のないホラー」だと。復讐劇だそうです。濃そうですよ(喜)。アルモドバル作品には珍しく、オリジナル脚本ではなくて、ティエリ・ジョンケ著『蜘蛛の微笑』をベースに書いたんだとか。来春スペイン公開予定。日本公開は未定ですが、これは配給されるでしょう。予告編はまだのようですね。公式サイトとか予告編とか進展したらまたポストしまーす。  
Posted by 真 at 17:30 |livedoor clip!
2010年04月17日

クローネンバーグ|The Talking Cure → A Dangerous Method

先日このブログでも取り上げたクローネンバーグ監督作品のタイトルが「The Talking Cure」から「A Dangerous Method」に変更されたそうです。直訳すれば「危険な方式」とでもなりますかね。い〜ね。い〜ね。クローネンバーグ作品にピッタリなタイトルじゃ〜ありませんか。楽しみすぎます。しかも、新たにヴァンサン・カッセルの出演も決まったそうですよ。くぅ〜。カッセルがどんな役なのかはまだ不明ですが、クローネンバーグ+「危険な方式」+ヴィゴ+カッセル=ど〜考えても、ただじゃ終わらないでしょ(笑)。公開はまだ先ですけどね。  
Posted by 真 at 00:15 |livedoor clip!
2010年04月14日

北野武|アウトレイジ|OUTRAGE

outrage公開まで2ヶ月を切ったね。お帰りなさい!そんな気分。だって何年振りですか?座頭市を除けば、かれこれ10年です。待ったよね。何とかと亀だとか、そーゆーのもいーけども、やっぱこれでしょ。これ。バイオレンスな北野。時代背景や美意識は違えども、一部の日本映画に脈々と流れる冷たいものが、私はたまらなく好き。

しかも今回、椎名桔平(!!!)。これ、ものすご〜く重要です。あ〜んもう、さすがです。椎名桔平はね、い〜よ。いい。ほんと上から目線な言い方になるけど、ちゃんと観てるんだね。当たり前だよね。さすが解ってらっしゃる。

んで、若手が加瀬亮と塚本高史。い〜ね。このキャスティングセンスも好きです。加瀬亮も塚本高史もね、内包してる感じがね、い〜んだよね。予告編だけ観た感触では、北村総一朗も意外にいい感じ。ま〜それ以外のキャストがどーなのかは現状不明。とにかく楽しみすぎます。

このDVDは前売りとセットでツタヤ限定発売されるもので、一昨日から予約開始されてます。公式サイトの右下からもその特設サイトに入れる。

"OUTRAGE" Official site >>  
Posted by 真 at 14:51 |livedoor clip!
2010年03月11日

クローネンバーグ|The Talking Cure

David CronenbergViggo Mortensen
クローネンバーグの次?か、その次(笑)のキャスティングがいよいよ固まってきたようです。昨年からクリストフ・ヴァルツ出演と報じられてたけれど降板したようで、ヴァンサン・カッセルの名前も一部で報道されたけどなくなったようで、どうやらヴィゴ・モーテンセンで決定らしい。例えそれが困った時のヴィゴ頼みだったとしても、クローネンバーグ作品のファンには吉報で。しかもその役はフロイト。“いかにも”が嫌いな私としては、そのギャップにテンションUPです。

で、そのクローネンバーグの新作は、ユングとその患者とフロイトの三人の関係を描いた話で、クリストファー・ハンプトン(英)の戯曲「The Talking Cure」の映画化。「Talking Cure」とは心理学用語の「会話療法」などと訳されるもので、フロイトの精神分析療法の原型になったとされる。ユングとフロイトの関係はすでに有名だけど、そこに美しすぎる患者が登場し、どーするユング。みたいな? ユングとフロイトがどーなるんでしょうか(笑)。

原作の内容は、ユングが自分の患者であるサビーナというヒステリー神経症の若いロシア人女性と恋に落ちる。フロイトを敬愛するユングは彼女の治療にその「会話療法」を使う。そしてその治療の結果にフロイトは喜ぶ。が、しかし…。というお話。ですが、そこはクローネンバーグなので。是非また子供禁止!のR18でお願い(笑)。

今のところ、ユング役にドイツ人俳優ミハエル・ファスベンダー。ユングが恋する患者サビーナ役にはクリストファー・ハンプトン脚本の映画「つぐない」で主演したイギリス人女優キーラ・ナイトレイ。そしてフロイト役が「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」に続いてクローネンバーグ作品常連となったデンマーク人を父に持つヴィゴ・モーテンセン。ってことで、一応、ヨーロピアンなキャスティングのようです。

話は変わるけど「イースタン・プロミス」の続編はいつ撮影するのでしょう…。
昨年クローネンバーグが執筆中だった小説はどーなったのでしょう。誰か教えて。

Viggo Mortensen_2
こんなイケメンのフロイトに…

Michael Fassbender_2
こんなイケメンのユングで…

Keira Knightley_2
こんな美人すぎる患者が…  

○近々公開されるであろうクローネンバーグ作品
2010年 マタレーズ暗殺集団(仮)/The Matarese Circle/原作:ロバート・ラドラム/撮影中/D.ワシントン、T.クルーズ
2011年 ザ・トーキング・キュア(仮)/The Talking Cure/撮影中/ヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイ
2011年 コズモポリス(仮)/Cosmopolis/原作:ドン・デリーロ(これも楽しみすぎる〜)

○企画されてるらしいクローネンバーグ作品
20XX年 イースタン・プロミスの続編(待ちこがれていますが…)
20XX年 ザ・フライのセルフリメイク(3Dって噂もあるが…恐すぎだろ)  
Posted by 真 at 00:24 |livedoor clip!
2010年02月28日

The Imaginarium of Doctor Parnassus|Dr.パルナサスの鏡

parnassus_1

またお蔵入りかと心配したけど、待った甲斐があったよね。調理の仕方というか絶妙なさじ加減がやっぱギリアム。大好きデス。ザックリ言うと、何世紀も前に悪魔と契約して不老不死を手に入れたパルナサス博士率いる、人気もお金もない旅回り一座にある日、謎の男トニーが現われ、そこから巻き起こる顛末を描いた映画。一座のメンバーは博士、その娘ヴァレンティナ、彼女に想いを寄せる青年アントン、博士の相棒こびとのパーシー。と、途中から行動を共にする記憶がないという男、トニーの5人。

題名にもなってる「イマジナリウム」とは、入口が大きな鏡になってる一座の出し物で、中へ入ると博士が瞑想によって出現させた幻想空間が広がっていて、自分の欲望を具現化した世界を体験できるというもの。簡単に言ってしまえば、修行して瞑想しなくても法を犯してドラッグをやらなくても、トランス状態が得られるっていう、ま〜マトモな商売じゃありません(笑)。んで、罪深い人間は悪魔に導かれてしまって鏡の中から戻ってこられない。ま〜ある意味、誘拐ね。

で、娘ヴァレンティナの16歳の誕生日が迫ったある夜、博士は娘に「おまえの母親に恋をした時、若返って彼女を手に入れるのと引き換えに娘が16歳になったら引き渡すと悪魔と取引をしたのだ」と言う。ヴァレンティナはショックで姿を消すがすぐに戻る(笑)。娘を渡したくない博士の前に悪魔ニックが現われ再び賭けを持ちかける。事情を知ったトニーが手伝うと言う。トニーの正体は?ヴァレンティナの運命は?アントンの恋の行方は?悪魔との賭けの結末は?っていうね。

が、それらはけっこうどーでもよくて(笑)物語りの柱となるのは、パルナサス博士と悪魔のニック。って、この二人、どー考えてもファウスト博士とメフィストだよね。とか、トニーはアントンの短縮形だから同じ名前だよね。とか、ヴァレンティナとアントンってシェイクスピアみたいだし。とか、つい色々と考えが巡ってしまうわけなんだけど、が、しかし、だからどうってことじゃ〜ないのが、それがギリアムだよね。って思う。

見つけやすいソースをあちこちに散りばめておいて、それが重要なファクターのようでトラップだったりする。はたまたトラップのようで、そうでもなかったりする。ってか、究極どっちでも良かったりする。この映画は、ただ驚かせるだけの奇想天外な話でも謎解きの道具でもなくて、物語りの奥のほうから立ち上がった形のないものを観客にそっと渡してくれる。私にとってはそんな映画。だからそれを受け取った瞬間、不意に涙が流れるんだよね。

もはや天使も悪魔も聖人も、変幻自在にカタチを変えて飛び回るギリアムワールドの住人。博士をパーリーと親しげに呼ぶニック。トニーが逝った直後、ニックが博士に「黒魔術はほんとにあるのか」と尋ねる。博士は「そんなものはない」ときっぱりと言う。映画の終盤、バッチリ正装で現われるパーシー。パーシーがいないと何もできないと繰り返す博士。街頭で「イマジナリウム」の縮小版みたいなのをやってる博士を嬉しそうに眺めるニック。も〜ホント好き。世界が終わらない限り、三人の物語りに終わりはないもんね。

Parnassus_2監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン
配給:ショウゲート
2009年 イギリス・カナダ合作映画  
Posted by 真 at 00:00 |livedoor clip!
2010年02月20日

HUBBLE 3D

HUBBLE

科学モノが再燃中ですが、地球上の対象を科学的アングルで淡々と追いつづける映画は昔からあって好きでよく観た。
ハッブルという新たなアプローチも得た今、リアル宇宙な科学モノが完成ね。
日本では公開されるのでしょうか? 予告編は上の画像から。  
Posted by 真 at 00:00 |livedoor clip!
2010年01月27日

tetro|Segreti di famiglia

Director,Writer:Francis Ford Coppola
Cast:Vincent Gallo, Maribel Verdú, Carmen Maura

  
Posted by 真 at 00:00 |livedoor clip!
2010年01月19日

Half month already passed....

明けましてご無沙汰デス。このブログを読んでくれてる奇特な皆様、お元気でしょうか。夏の終わりから今までにDVDも含めて観てよかった映画と、近々観たいものを書いておこうかな。時間ないので短いコメントだけですが、ご参考まで。リンク貼らないから興味ある方はURLコピペしてちょ。   Continue>>
Posted by 真 at 00:39 |livedoor clip!
2009年10月14日

Broken Embraces|Los abrazos rotos

Broken Embraces遅いのです。ほんと。世界同時とか無理なの解ってるけど。遅いYOりりーすインじゃぱん。って、アルモ新作の話です。原題は上記の通りの「壊れた抱擁」。メタファってるんで(笑)あえての直訳です。作品を観て勝手に納得なされたし。
メンバーはアルモ作品常連のコアなクルーとキャストに加えてタマル・ノヴァス(蝶の舌・海を飛ぶ夢)などが出演。音楽は今回もイグレシアス。ちなみにサントラにはラストの曲が入ってないらしいぜ(汗)。

詳しくは Official site をご参照あれ。  
Posted by 真 at 00:21 |livedoor clip!
2009年05月13日

El Pasado|The Past

The Past無国籍料理ならぬ、無国籍マンションなんですけど。ココハドコデスカー。欧米か? ま〜いいけどね。香水は控えめにお願い。

で、久々のバベンコ監督作品。ガエル主演のアルゼンチン映画。簡単に言うと、ある男女の歴史の終局を描いたお話。幼馴染みで結婚12年目の夫婦、レミニとその妻ソフィア。二人とも30歳くらいだろうか。映画は二人の離婚から始まって、その後の数年間を描いてる。

2時間弱の上映時間の中で描かれる、その何年もの時間は、バッサバッサと切られ、ガンガン経過する。情緒を排した冷静な視線で、あえて余韻を残さずに切り取ったシーンが、並べられてゆく。映画のラストが「現在」で、描かれているのが「過去」。そんな感じ。

ちなみに離婚の理由は全く描かれていない。だってそんなの、どーでもいいから。始まって進んで終わって、また始まるんだから。その終わってからまた始まるまでの間が、問題なんだよ、たぶん。   Continue>>
Posted by 真 at 00:02 |livedoor clip!
2008年12月20日

Tenacious D in The Pick of Destiny

TenaciousDカンフーパンダの声も含めると今年はジャック・ブラック出演作品が日本でた〜くさん観れた。中でも「僕らのミライへ逆回転」と「テネイシャスD 運命のピックをさがせ!」が好きだったんだけど、どちらも脇役がま〜豪華で出演ミュージシャンも必見でした。

で、昨日DVDが発売された「テネイシャスD〜」は、おバカムービーなんだけど、アメリカの中途半端なおバカ作品はマジつまんないけど、コレはちょっと違って実際に存在するバンドTenacious Dがそのまんま主人公。つまり本人が本人役で出てるワケ。なんだかもう出演者も監督も全員が友情出演って感じなのも笑えるんだな。今年グラミー受賞したフー・ファイターズのデイヴなんかも出演してるよん。ま〜基本バカバカしい映画なんですけどね。ちなみにDVDのコレクターズBOXにはTシャツも付いてるよん。んで、Tenacious Dは実在するバンドですから、CDもミュージックDVDも発売されてま〜す。正月はビデオ借りて引きこもるよ〜って人はチェックしてみてちょ。

movie official ・band official  
Posted by 真 at 23:59 |livedoor clip!
2008年12月11日

1408

1408予定外に時間が空いたので歌舞伎町へ。なんか空気が変わってた。あの下品でどぎついギラギラ感が足りなくて、な〜んかアッサリ。深夜じゃないから? 元気出せよブッキー!!

1999年発表のキング原作の同名小説「1408」の映画化ってことで観たんですけどね。ホラーです。モダンホラー。面白かった〜。単純に面白い!! 恐い!! っていうだけで終わらないのがキング作品ですが、後からジワジワ来る感じがね、ちゃんとあってね、良かったんですよ。ヒューマンな方向とか恐すぎるホラーに振らずにね、キング独特の世界を上手く撮ってたし、映画化のタイミングも今で正解ではないだろーか。

娘を亡くしてから幽霊も神も信じなくなった作家マイクが主人公のお話。小説「The Long Road Home」が処女作のマイクなんだけど、娘の死後は心霊現象のうわさを聞きつけてはテープレコーダ片手に取材してまわる売れないオカルト作家で喰ってる日々。そんな彼が、その部屋に入った者がナゾの死を遂げるというN.Y.のドルフィンホテルの1408号室に足を踏み入れて... 色々と巻き起こるわけ。   Continue>>
Posted by 真 at 01:18 |livedoor clip!
2008年12月10日

SHINE A LIGHT

SHINE A LIGHT_poster観たよ(笑)。そりゃ〜かっこいいさ。かっこいいし、スゲ〜よ。興奮しつつも静かに観てるのが、な〜んか不思議だったよ。ただ、そこは今村を敬愛するスコセッシなわけで、ストーンズ大好きなスコセッシなわけで、良かったんだよね。うん。良かった。素晴らしく興奮するドキュメンタリー・フィルム。ある意味、貴重な記録でもある。

ひとつ確かなことは、その時そこに居なかったってこと。私が坐ってるのは映画館の椅子で、観てるのはスクリーン。このズレはやっぱ埋めらんない。それを言ったら元も子もないんですけどね。キースのシワが数えられるくらい間近で観た興奮が、あの記憶がど〜にもこ〜にも強烈に刻まれすぎてるから、なんか足りないんだろうね。でも撮るなら彼しかいなかったし、今しかなかったように思う。うん。

shine a light, japan official

ところで、ストーンズが好きなのに「HAIL! HAIL! ROCK'N'ROLL」をまだ観てない!! な〜んていうマヌケな人は滅多にいないと思うけど、まだなら是非、限定版で。 Chuck Berry, WARNER  
Posted by 真 at 23:59 |livedoor clip!
2008年09月18日

The Imaginarium of Doctor Parnassus

ヒース・レジャーの遺作となった、ギリアム最新作(来年公開予定)のメイキングが、先日から流れ始めた。
  Continue>>
Posted by 真 at 01:26 |livedoor clip!
2008年08月30日

Hana yori dango Final

hanadan-f仕事から逃げたくて映画観るってどーなの。真夜中だっていうのに何やら色々集まってるし。どーなってんだギロッポン!! というわけで先日、花男Fを観た。公開から少し経ってるから、そろそろラフに観れるのかと思いきや、皆さん真面目にご鑑賞(笑)。いや〜ある意味とってもいい映画。面白かったよー。

こーゆー映画って、いわゆる映画論的なもん振りかざしても無意味。さんざんテレビでやってるから説明は必要ないと思うけど、観客が観たいものを堪能してもらいたいっていうサービス精神満載な映画。次から次へと繰り出される。これでもかー!! って詰まってる。

おいおいそんな簡単に騙されるなよ〜とか、うわ〜そこで熊かよ!! とか、えっ? 1ヶ月もいたの? とか、時々すげ〜ウケるんだけど、怒られそうで笑えないの。行き過ぎのやり過ぎな所が、ありえないっつーの!! ってこっちが叫びたくなる。面白すぎて腹痛なのに、なぜか泣けてくるんだなコレが。なんで泣けてくるのかって? やっぱ松本潤だよね。この人、なんか泣けてくる。

キャスティングはバッチリでみんなイヤミがない。特に西門と美作の甘さがフルーツみたいでいい。ヘンな深刻さがないんだな。そこはかとないノーテンキさがいい。ま〜花沢類だけはフルーツっていうより基本なんか野獣っぽいけどね。ま〜それはいいとして(笑)。セレブ組のノーテンキさと、ビンボー組のお気楽さで、いい意味で現実味がないから逆に安っぽくならないで済んでる。

そんなファンタジーと現実の境界線上で、道明寺と牧野だけが一時的に深刻な状況に陥るんだけど、ハラハラしつつもどこか安心して観てられる。終始一貫、ありえない状況なんだけど(笑)それこそ観客の望むところでしょ。いや〜疲れが吹き飛んだよ。ありがとう!! 道明寺。   
Posted by 真 at 06:22 |livedoor clip!
2008年06月19日

イースタン・プロミス|デヴィッド・クローネンバーグ

Eastern Promisesここでしか、生きられない。
果たすべき約束がある たとえ、あなたが何者であっても―

この作品のキャッチコピーです。いい映画です。シビレました。先週末に公開された「イースタン・プロミス」の話です。こういう作品が、渋谷でも新宿でも上映されない現状が、なんか恐い。興行的に無理? 日本人にウケない? クローネンバーグの最高傑作なのに!!(って個人的意見ですが)

このブログを読んでる人には、私の映画の趣味がバレバレですけど、そう私はクローネンバーグが大好きです。何とも言えない映画です。観てない人に説明なんかしたくない映画です。日比谷と池袋でやってます。お時間のある方は是非。

監督:デヴィッド・クローネンバーグ ・official  
Posted by 真 at 15:23 |livedoor clip!
2007年08月19日

Volver

volver2アルモドヴァ〜ル最新作「ボルベール」。いきなり墓女墓女墓女墓女&強い風。真っ平なラマンチャにビュ〜ビュ〜吹く風。ど〜しよ〜もないことを、ど〜しよ〜もないまま行く女たちの逞しさが可笑しくて悲しくてウッソ〜!! ってでもケロっとね。色んな世代の女たちが、一体どこまで家族なんだかも〜巻き込んで巻き込まれて。あり余ってる愛情をきっつ〜い言葉に乗せちゃって、言いたい放題言ってるけどさ、肝心なことは言えてないじゃんって(笑)。でも言わないことはずっと言わないんだねって。温かくて恐くて正直で嘘つきで歓喜して絶望して騒がしくてま〜孤独。メロドラマでサスペンスでシュールなコメディ。だから? だから、そのもの。

話は、ペネロペ演じるライムンダとカルメン・マウラ演じるイレーネという二人の「母」を軸に展開。親子でもあるその二人に、姉や娘や叔母や隣人が加わって、ラマンチャの強い風に倒され立ち向かい背中を押されて突き進む。でも泣きながら波立つ川面とは裏腹に、川底は事態を呑み込んで静かに流れてる。ある日突然、何が起きても。そんなお話です。秘密がある嘘もつく。でも彼女たちには無い…。何が? ん〜も〜この作品は絶賛!! なのでこれ以上は話せない。

なるほどライムンダとはつまり…って勝手に納得してますが、それよりもこういう映画が撮れるっていうか、こんな脚本が書ける状態なんだな〜なんて(笑)何だかちょっと嬉しいよ。前作「バッド〜」であまりに暗くなり過ぎたラストに「passion」の文字追加しちゃうアルモが痛々しくて。今回は大好きなペネロペ主演で「彼女の魅力には僕もヘテロ化しそうだよ」な〜んていきなり言い出すアルモが面白すぎで。何をやっても自分に基づいちゃうアルモが、泣けてくるよマジで。アルモがアルモでしかなくて、美しいよホント。

Volver, japan official  
Posted by 真 at 00:54 |livedoor clip!
2007年06月21日

監督・ばんざい!

kantoku banzaiビートたけし演ずる北野武が、都合が悪くなるとタケシ人形に入れ替わるが何ごともなかったように映画はそのまま進行してゆくというシュールなナンセンスコメディ。逃げて茶化してはぐらかす!だけど終始一貫、映画LOVE!って感じ。

内容は「バイオレンス作品は2度と撮らない」と宣言してしまった監督が、今まで撮ったことのないジャンルに次々と挑戦してゆくお話。小津安二郎風、流行りの昭和30年代映画、恋愛もの、忍者、ホラー、SF…。さすがにこの作品に埋没しない濃いめキャラの俳優たちだが、やっぱ岸本加世子がダントツ最高でした。演技以前に彼女から出ているものが北野作品にピッタリで。

ツボだったのは小津をパロったシーン。そもそも小津作品が苦手な私には大ウケでした。序盤ではしっかり寺島進と一緒にバイオレンスもある。監督で脚本家で主演俳優で主人公で、その主人公演じる俳優北野武でもあるというマトリョ〜シカなキタノタケシが時々人形になりながら映画を撮り続ける。そして終盤へ向けて加速。そして「壊れてます」と。バ〜ンと。そしてド〜ンと。

そのド〜ンにしばし唖然とするけど、最後はちゃんと監督の北野武で終わる。映画館を出て「あ〜面白かった」とは思わなかった。皮肉やパロディはクスクス笑えるし、後半のどこかで見たような風景にもニンマリしてしまうけど、でもそれがメインの作品という感じでもない。基本がナンセンスなので「なんでそうなるの?」って言うこと自体がナンセンス。その「なんで?」っていう感じが好きか嫌いかで評価が分かれると思うけど、私はとても好きだったので10段階で★6つ。って感じ。。

official ・original soundtrack  
Posted by 真 at 01:03 |livedoor clip!
2007年04月26日

Bombon

bombonあまりに久々に電車に乗ったら、なんだか泣きたくなった。なんて軟弱なんだろうか。ところで小学生の時に観て以来、動物モノは観ないと決めている。けど今回「ボンボン」を観てきた。パタゴニアの乾いた空気、広い空と地平線。それを見れただけでも行って良かったな。

監督自らスカウトしたド素人のおじさんが主役の斬新なキャスティングで、ボンボン役の犬も妙な演技などしない。素晴らしい俳優でもキャスティング次第でアラララララってことになったりもするけど、この映画では、例えばどんなに演技が上手くても普段からフォアグラとか喰ってる俳優には到底出せない素っ気ない表情とシワシワのスマイルが、広大なパタゴニアの自然の中でい〜感じでしっくり。真っ白で大きくて強面のボンボンが眩しくて、天使でしたよ。
あんまり空が広すぎて気がおかしくなるんじゃないかって思うくらいに空が広くて、な〜んか人間ちっぽけだな〜なんて思えてくるけど、明るい気分になる。そんな映画でしたよ。

official  
Posted by 真 at 00:09 |livedoor clip!